純情息子 ヤマハハコ
(2020/8/19 岩木山)
(2022/7/30 鳥海山)
山母子(やまははこ)
キク科ヤマハハコ属/多年草
名前の由来は、山地や高山帯に生える、“母子草(ははこぐさ)”に似ている植物なので『山母子(やまははこ)』。
似てはいるが、ハハコグサとは属が異なる独立した種で、ヤマハハコのほうが黄色い小花を囲む白い萼が花弁のように開き、茎葉の白っぽい生毛と相まって、全体的に白い花のように見える。
また、秋8月から9月にかけて、低地の街・平野部の石が転がっているような河原や、砂のグランド等に群がって生えているのを見かける"カワラハハコ(河原母子)"は、このヤマハハコの亜種とされている。
山でもやっぱりゴロゴロと大石が転がっている岩場(岩木山)、火山礫に覆われている礫地(岩手山)に生えていた。
風雪等の環境が厳しい為か、背丈や群生の大きさはカワラハハコに比べるとずっと小ぶりなものが多い。
花言葉:親子愛/純情
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