山の菜は ソバナ
(2021/8/21 北八甲田連峰・雛岳)
(2020/8/19 岩木山)
岨菜(そばな)
キキョウ科ツリガネニンジン属/多年草
「岨(そば)」とは、山の険しい斜面や断崖を表す言葉・漢字。"岨"のような険しい山の斜面に生える"菜"(食用の草の意)だから『岨菜(そばな)』。
他にも
"杣道(そまみち/古くから山で働く人々が利用した山道)"に生えているから説。
"杣人(そまびと/山仕事をする人々。木こり)"が好んで食べたから説。
葉が"蕎麦(そば)"の葉に似ているから説。
茹でると蕎麦と同じような香りがするから説。
昔は蕎麦粥のように葉を蒸して切り粥を作ったから説。
…色んな説がありすぎてどれが本当かはよく分からない。
とりあえず、若芽・若葉は食用になり、美味とのこと。
ツリガネニンジン&ハクサンシャジン(↓)によく似ている花だが、花のつき方があちらはメリーゴーランドのような輪生だが、ソバナは片側ほぼ一列に並ぶ。
あとソバナは古い和名なのに対して、ツリガネニンジン&ハクサンシャジンは近代植物分類学っぽい名前。
花の名づけ学(仮)的に推測するに、杣人達らはどっちもソバナ(岨菜)と呼んで区別していなかったが、明治以降に「どうやら別の種類だぞ」と言うことになって、ツリガネニンジン(釣鐘人参)・ハクサンシャジン(白山沙参)が枝分かれしたのではと推測するが、どうだろう?
花言葉:清らかな愛
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