おはよう マルバシモツケ
(2020/7/23 秋田駒ケ岳)
(2021/7/4 南八甲田)
丸葉下野(まるばしもつけ)
バラ科シモツケ属/落葉低木
葉っぱが丸味を帯びたシモツケなので『丸葉下野(まるばしもつけ)』。
「下野(しもつけ)」とは、現在の栃木県の旧国名・下野国(しもつけのくに)のこと。濃いピンク色の小花をたくさんつけた花房を咲かせる低木の名前として、この下野の地で発見・命名されたものが”シモツケ”として一般的な名前として定着した。シモツケ自体は下野国・関東から西日本にかけて広く分布する。
マルバシモツケはそのシモツケの仲間で、北海道・東北等の高山~亜高山帯に広く分布する高山植物の低木。森林限界より上の陽当りのよい岩場に生え、小花の花弁の色は爽やかな白か薄ピンク。花期は初夏から夏にかけて。
花言葉:爽やかな朝
沢山の長い雌蕊に小さな玉露がびっしりとついている様が白い花に映えて、朝の山登りの気分を一層爽やかなモノにしてくれる。
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