狐とばったり ヒメジョオン

(2020/11/3 青森市)

姫女苑(ひめじょおん)

キク科ムカシヨモギ属/越年草


名前の由来は、花一つ一つが小さい野菊なので花の名付けルールで「小さい」を意味する「姫」+中国産の野草を意味する「女苑」で『姫女苑(ひめじょおん)』。

野原に夏から秋にかけて普通に咲いている野菊。北米原産の外来種。

 

ヒメジョオンに姿形が大変よく似ていて、ヒメジョオン以上に街の道端でたくさん咲いている花にハルジオン(春紫苑)がある。

見分け方としては、

⚫︎花弁一枚一枚の幅の細いのがハルで、少し広いのがヒメ

⚫︎花が重みで垂れるのがハルで、垂れにくいのがヒメ

⚫︎茎が中空構造なのがハルで、芯が詰まっているのがヒメ

⚫︎葉の根本が茎を巻き込んでいるのがハルで、巻き込んでいないのがヒメ

⚫︎花弁がやや下向きなのがハルで、上向きなのがヒメ

⚫︎春〜夏に咲くのがハルで、夏〜秋に咲くのがヒメ、等々

思いつく限り書き連ねてみた。

 

ハルジオンは街中でよく見かけるが、ヒメジョオンはここら辺ではどちらかと言えば郊外や山里でよく見るように思う。

白い花の場合が多いが写真のヒメジョオンは赤紫がかった花。

山里の収穫を終えた田んぼの近くで、そうそう、この時キツネとばったり会ったのです。

 

花言葉:素朴で清楚

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