お手紙ついた アオヤギソウ

(2020/7/23 秋田駒ケ岳)

青柳草(あおやぎそう)

高嶺青柳草(たかねあおやぎそう)

シュロウ科シュロウ属/多年草

葉っぱが柳の葉に似ていおり(実際には柳というより百合や水仙等の葉に似ている)、花は緑色を帯びて青々としているところから『青柳草(あおやぎそう)』の名がついた。
高山型は『高嶺青柳草(たかねあおやぎそう)』と呼び名が変わり背丈が少し小さい。が、比べて見たことがないので違いがよく分からない。

花房は真ん中に一本真っ直ぐにニョキっと生えている(これについている小花は雄蕊雌蕊両方がついている両性花)のと、傍に斜めに生えている(これについているの小花は雄蕊だけ備えた雄花)のとに分かれる。
それぞれズームして見てみると…
中央の両性花
傍の雄花
確かに、中心の房の小花には6本の広がった雄蕊と、真ん中に1本薄緑色をした三又の雌蕊の両方がついているのに対して、横の房の葉には雄蕊だけがついている。
この花のつき方や葉の形等はコバイケイソウ(同じシュロウ属…但しコバイケイソウはユリ科)と共通する。

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