金色の梅 キンシバイ

(2020/7/10 青森市)


金糸梅(きんしばい)

オトギリソウ科オトギリソウ属/半落葉小低木

江戸時代に園芸・観賞用として中国から渡来してきた低木で、花の中央で長く何本ももしゃもしゃ伸びる雄蕊が"金の糸"のように見える、"梅"に似た形の少し大きめの黄色い花をつけるところから『金糸梅(きんしぼい)』と名付けられた。


花期は初夏5~7月頃で、梅よりも花はずっと大きく黄色い花が咲かせる。花茎が長く伸びるが柔くしなり、対生の葉と先端に咲く花の重みとで弓なりに垂れる。なので、2m以上に伸びる枝茎の長さの割に背丈はそれ程高くならずヒトの背丈より少し低いくらい。

梅ではなく弟切草(おとぎりそう)の仲間。


本来は園芸用の花で家や公園の花壇でよく見かけるが、空き地に一人(?)ポツンと生えて綺麗な花を咲かせていたりするのを見つけると「おお、頑張ってるね」と、ついつい応援したくなる。元々は低山の渓谷に自生していた樹木で、日向・日陰問わず放っておいても元気に育つ。


花言葉:きらめき/悲しみをとめる/秘密/太陽の輝き


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