あゝ目出度いな フッキソウ

(2022/5/4 青森市内)


富貴草(ふっきそう)

ツゲ科フッキソウ属/常緑小低木


常緑で繁殖力が強く生い茂る様を、”富(とみ)”が増える様に擬(なぞら)えて『富貴草(ふっきそう)』という名付けられた。「ふうきぐさ」とも呼ばれる。

”吉字草(きちじそう)”や”吉祥草(きっしょうそう)”などの別名もある。


”草”と名付けられているが幹が木化する小低木で、茎が地面を這い広がり花咲く先端が立ち上がる。葉は茎に螺旋状について生い茂る。

雪がすっかり消えた春の郊外の裏山をハイキングしていると、まだ他の草が生い茂る前の雑木林の中で、白く細長い粒のような小花をたくさん咲かせた花房を見かける。


東アジア全般に分布し、日本では、北は北海道から南は九州まで広く、山地の林の中に自生している。


花言葉:吉事/良き門出/祝意

花言葉も総じてお目出度い言葉が並ぶ。

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