Family affair トリアシショウマ
(2022/7/25 十和田湖・御鼻部山)
鳥足升麻(とりあししょうま)
ユキノシタ科チダケサシ属/多年草
すっと直立する茎の根本付近から生える根生葉(こんせいよう)が3回3出複葉(3つの葉が3枚ひと組で3方に出て、それらがひと纏まりで又3方に出る↓)となる。
特に、春先の若芽は山菜として食されるが、この時期の茎は赤みを帯び、産毛が生えて3叉に枝分かれした姿が、まるで鳥の足がにょきっと地面から突き出ているように見えるところから、“鳥足(とりあし)”と呼ばれてきた。
それに、後述する漢方薬名“升麻(しょうま)”をつけて、合わせて『鳥足升麻(とりあししょうま)』。
「升麻」は解熱・解毒等に用いる漢方薬の名で、正規の原材料にはキンポウゲ科のサラシナショウマを用いるが、いくつか似たものや代用品(実のところ、サラシナショウマも升麻の代用品。サラシナショウマの項を参照のこと)にも「升麻」の名がつけられている。
科・属は違えど"升麻ファミリー"…家族(^◇^;)
ファミリーのメンバーで大変よく似た花に、バラ科のヤマブキショウマがあるが、葉脈が綺麗に平行になっているヤマブキショウマに対し、葉脈が多少不揃いなのがトリアシショウマ。…ややこしや(-。-;
花期は7〜8月、夏の盛りの頃。
亜高山帯や山地の森の中に生育し、日本固有種で、北海道から本州中部以北の日本海側に分布する。
背丈は1m弱。小さな白い小花をたくさんつけた花穂を、何本も枝分かれさせて矢印型に広がる。
私が山の中で咲いているトリアシショウマを見つけたときは、好む生育環境が一緒なのか、近くでエゾアジサイの花が綺麗に青く色づいていることが多かった。
※鳥足の頃の若芽の実物をまだ観察できていないので、写真はそのうち。
花言葉:来福/可憐な心
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