幸せくるりん ミヤマホツツジ

(2022/7/26 北八甲田連峰)

深山穂躑躅(みやまほつつじ)

ツツジ科ホツツジ属/落葉小低木

山地で夏から初秋にかけて咲く小型の躑躅(つつじ)で、その小さな花が、上に伸びる枝に"穂"状に咲くところから、その名前がつけられたのが「穂躑躅(ほつつじ)」。
その亜高山〜高山型なので「深山(みやま)」を頭につけて、『深山穂躑躅(みやまほつつじ)』。

ホツツジも山地から標高1000m近くの亜高山帯にかけて生えているが、ミヤマホツツジは、もう少し高い高山帯の草地にかけて生息できる。その差は微妙ではあるけれど。
花はどちらも、直立した茎に3枚の花弁がくるんと反り返って丸まっているユニークな形をしているのだけど、花の真ん中から伸びる雌蕊が真っ直ぐに伸びるのがホツツジで、雌蕊も花弁と同じように、くるんと上に反り返るのがミヤマホツツジ。

花言葉:幸せを

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