深い… ミヤマスミレ
(2021/6/26,7/4 北八甲田連峰)
(2022/6/5 北八甲田・雛岳)
(2021/6/6 白神岳・蟶山)
深山菫(みやますみれ)
スミレ科スミレ属/多年草
標高が高く、奥深い山地の森林の中に生えているので『深山菫(みやますみれ)』。
同じく山地で咲く菫のスミレサイシンとは、地上の同じ場所から花と葉をつける茎・枝がそれぞれ生えるところや、葉がハート型なところ、花は全体的に紫色で花の中心は白く、そこに濃い橙色の縞々が入る、等々の特徴が共通している。
写真を見比べると、ミヤマスミレの方が花の青紫味が強く出やすく、花弁の幅も若干、細い。あと葉の先の尖り具合が少し弱い…
ぐらいしか姿型に大きな違いはないようで、しかも、変異・混血もある…
スミレの沼も中々に深い…
その為、ざっくりと、咲いている場所が里山〜低山(北東北なら標高1000m未満)で花色が薄いければスミレサイシン、高山〜亜高山(標高1000m以上)で花色が濃ければミヤマスミレ、として考える。
そう言うことにしておけば、ダメでしょうか?
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