愉快々々 モミジイチゴ
紅葉苺(もみじいちご)
バラ科キイチゴ属/落葉小低木
(2022/5/7 青森市浅虫)
葉の形が手の平型のイロハモミジ(いろは紅葉)に似ている木苺なので『紅葉苺(もみじいちご)』。
葉がモミジ型になるのは北方種で、西南に行くと細葉型・長葉型が多く、"長葉紅葉苺(ながはもみじいちご)"と呼び方も変わる。
里山〜低山の林の中、山の斜面に生えた、びろーんとした細長く伸びた枝に、4〜5月頃、下向きの、桜にも少し似た5枚の白い花弁をつけた花を、枝に連ねるようにして咲かせる。
雄蕊雌蕊が長くまっすぐ密集しているところが、木苺の花らしい特徴。
花が下向きなのは、苺の実を何個も鈴なりにしてぶら下げて成ることを前提としているからかな?
花が終わり、梅雨の前の6〜7月頃になると、オレンジ色の苺の実をつける。その実の色に因んで、"黄苺(きいちご)"と言う別名もある。
木苺の仲間でも非常に美味しく、生でそのまま食べても、ジャムに加工してもイケるとのこと。
花言葉:いつも愉快/愛情/嫉妬/後悔/うらやむ
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