目玉と黒と クジャクチョウ

(2021/8/21 北八甲田連峰)

孔雀蝶(くじゃくちょう)

タテハチョウ科コシオドシ属

翅(はね)の表側が、雄の孔雀の飾り羽のような鮮やかな多色の大きな目玉模様(眼状紋)を持つ中型の蝶で『孔雀蝶(くじゃくちょう)』。
翅の裏側は対照的にシックな黒一色。

昼間に飛んでいる際には鮮やかな色彩と模様で鳥等を威嚇する警告色。
逆に夜は、翅を閉じて眠る時は、真っ暗の中に真っ黒な翅が溶けてすっかり見えなくなる迷彩色。

夏〜秋山にかけて、アザミの花蜜が好物ならしくミネアザミやアオモリアザミに群がるように飛び交っている。
八甲田山系のアザミが咲く中腹から麓にかけて多く見かけた。

0コメント

  • 1000 / 1000