幸せの黄色い ミヤマキンバイ
(2021/7/17 岩木山)
(2020/6/13 北八甲田連峰)
(2022/6/23 秋田駒ヶ岳)
深山金梅(みやまきんばい)
バラ科キジムシロ属/多年草
6〜8月頃に、標高の高い山の岩場や砂礫・草地など”深山(みやま)“で、“黄色い梅”の花に似た5枚のハート型の花弁と真ん中に長めの蕊がある花を咲かせるところから、合わせて『深山金梅(みやまきんばい)』。
黄色い梅型の花を咲かせる、似たような高山植物には他にも、ミヤマダイコンソウ(深山大根草)やミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)等があるが、見分け方としては、ミヤマキンバイの葉は縁がギザギザになった小さな三つ葉なのが特徴的。
草地や湿原に好んで生えているミヤマキンポウゲよりも、より標高の高い草地や岩場に好んで生息し、ミヤマダイコンソウとは生息域が重なるが、山頂付近の風が強い岩場や砂礫地まで生息出来るのはミヤマキンバイ。
写真で花だけ見るとわかりにくいが、実物を並べて見ると、サイズや茎葉の形もそれなりに違う。
左がミヤマキンバイ、右がミヤマダイコンソウ
(2022/6/23 秋田駒ヶ岳)
近所の山だと北八甲田・大岳の山頂近辺に群落=お花畑をつくったり、岩木山の山頂付近の登山道の岩や木の階段の下の隙間で咲いている、可愛くも厳しい環境に耐える逞しい姿をよく見かける。
花言葉:幸せ
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