Wow‼︎驚き スギナ

(2021/4/3 青森市)

杉菜(すぎな)

トクサ科トクサ属/多年草

まっすぐ茎が伸びてボソボソと枝分かれして伸びる草本の姿を針葉樹の“杉”の木に見立てて、早春に顔を出す“ツクシ(土筆)”が食べられる“菜”なので『杉菜(スギナ)』。

胞子茎はスギナにくっ付いて出てくるので「付く子」、それが転じて「ツクシ」。
ツクシの姿が、“土”の上に生える“筆”のように見えることから「土筆」の字を充てる。
土色のツクシも青いスギナも地下茎で繋がっているのはフキノトウとフキの関係と同じ。

スギナの先祖は恐竜が生きていた時代よりももっと前の太古から存在し、3億年程前には最大で全高20〜30mと本当に杉の樹木並の巨木であったという生きた化石。
そして、かつて地球上の大地を覆っていた巨大スギナの森は長い年月を経て地中で石炭に姿を変え、やがて人類の産業革命と近代化を支える重要なエネルギー源となったというから、驚き桃の木、スギナの木。

さて、春先のツクシはまだ背丈も小さくて可愛いのだけど、温かくなり青いスギナになると鬱蒼として途端に雑草感が漂う。今まで刈ったら即捨てていたのだけど、刈った杉菜はハーブティー"スギナ茶"として生茶でも乾燥して炒っても飲用出来るので試してみようと思う。
「問荊」と言う漢方名もある立派な薬草でもある。

花言葉:向上心/意外/驚き

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