津軽でも ナンブアザミ
(2020/9/13 青森市・梵珠山麓)
(2020/11/8 青森市)
南部薊(なんぶあざみ)
キク科アザミ属/多年草
旧南部藩(北東北太平洋側)地域でよく見られるアザミなので『南部薊(なんぶあざみ)』。
がしかし、実際は東日本に広く分布するようだ。
青森の街や里で一般的に見られるのはこのナンブアザミとアオモリアザミが多く、アオモリアザミは市街地の林から山間部にかけて広く、ナンブアザミは主に山間地域で見られるようだ。
津軽地域にある梵珠山麓の道路を植物観察で歩いた際に、ちょうど道路を挟んで左手の谷側には、葉が小さく剣型で直立した茎の太いアオモリアザミと、右手の山側には、葉は広く大きめで茎は細めでひょろひょろと伸ばした花の重みに耐えかねて傾げ気味のナンブアザミ、と綺麗に左右でアザミの分布が分かれていた。日当たりや水の多さ等の好みの違いによるのだろう。
アザミは品種が大変多くて、見分け方・違いも実に細かい。このナンブアザミも同定を間違えているかも知れないがとりあえずは_φ(・_・
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