桜桃のよう コヨウラクツツジ
(2022/6/18 北八甲田連峰)
小瓔珞躑躅(こようらくつつじ)
ツツジ科ヨウラクツツジ属/落葉低木
小さな赤い壺型の花が少しまばらに咲き、大きかったり、或いは、びっしりと数が多かったり、華やかな花を咲かせるものが多いツツジの仲間の中では、控えめな花をつける瓔珞躑躅で、『小瓔珞躑躅(こようらくつつじ)』。
"瓔珞"の由来については、"ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)"の項を参照のこと。
ウラジロヨウラクでは省略されていたが、これは"ツツジ(躑躅)"がちゃんとつく。
全体的に名前が長すぎる場合は、省略される傾向があるようなのは、高々3文字だが、"tsu-tsu-ji"と発音してみると少し言い難いからか。
でも、"ムラサキヤシオツツジ(紫八潮躑躅)"は省略されていなかったし…イマイチ基準がわからない。
背丈が2〜3m程はあるその低木の枝先に、ピロっと花茎を伸ばして赤くまん丸い小花が垂れ下がっている姿は、まるで赤いサクランボが実っているようで、一見すると、花なのか実なのか分かりづらいが、よく見ると壺型のツツジの花だと分かる。
花言葉:愛の喜び/上品/節制
0コメント