ちいちい オオウラヒダイワタケ

(2021/5/9 縫道石山)

大浦襞岩茸?(おおうらひだいわたけ)

イワタケ科/地衣類

最初に

"オオウラヒダイワタケ"に充てる漢字表記は調べてもよく分からなかったので、『大浦襞岩茸』はあくまで私の勝手な推測による当て字に過ぎない。

動植物学の世界では漢字表記はあまり顧みられないが、なぜ私がいつも漢字表記に拘るのかと言えば、それは「意味のある言葉であり名前だから」。
カタカナではその名前の意味は曖昧となり分からなくなってしまう。英語表記なら英語圏での意味も伴い繋がりが見えてくるのだけど、なぜ日本の動植物学界隈で名前の意味を含んでいる漢字表記を疎かにしている(ように見える)のかはよく分からない。

本題

本州最北端の下北半島にある縫道石山という、ユニークな山容を誇る石英斑岩質の岩山の山頂に生息する大変貴重な地衣類。
なんだけど、某登山SNSアプリで縫道石山の登山レポートを見てもオオウラヒダイワタケに触れている方は大変少ないのが残念のような…気がしないでもない。
確かに見た目は大変、地味だし、登山の目的は人それぞれなのだけど。

最近の登山ブームで登山者は増えていると思われるので、踏みつけや盗掘による荒廃が少し心配ではあるが、自然保護の考えも広まってきた昨今、皆さんのマナーを信頼するより他はないかな、と。

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