わさおの尾 アキノエノコログサ

(2021/10/2 青森市)

秋の狗尾草(あきのえのころぐさ)

イネ科エノコログサ属/一年草

白〜薄緑っぽい毛が生えてふさふさした花穂を犬(狗)の尾っぽに見立てて『狗尾草(えのころぐさ)』呼び方は「犬っころ草」が転じたのだろう。
春咲と秋咲とがあって、春咲をただの「狗尾草(エノコログサ)」、秋咲を『秋の狗尾草(あきのえのころぐさ)』と分けて呼ぶ。

ここら辺ではアキノエノコログサの方が圧倒的に多く見かけるような気がするが、春にも生えてないか春になったらよく観察してみよう。

実は穀物の粟(アワ)の原種で、食べられるらしい。
米等と同様にその穂から粒々の種子を取り、脱穀すれば、あとは水洗いして米に混ぜて炊けば良いのかな…あっちこっちの道端にたくさん生えているし、遊び心半分、試しにやってみようかな。

猫をじゃらすオモチャに使ったりするので、「ネコジャラシ(猫じゃらし)」という通称で有名。いったいこれは犬なのか猫なのか…どっちでもいいか。
昔小さかった頃に、エノコログサの花穂を手で掴んで指でにぎにぎしていると、毛の反発力で徐々に穂が握った手から這い出てくる。という遊びをした思い出がある。

花言葉:遊び/愛嬌

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