恥ずかしがらずに チゴユリ
(2021/5/9 下北半島・縫道石山)
稚児百合(ちごゆり)
イヌサフラン科チゴユリ属/多年草
シャイな俯き加減で白く小さい6枚の長菱形の花弁の広げ、蕊をニョッキリ生やしている花の姿が、大きくて華麗な花を咲かせる“百合(ゆり)“の花の赤ちゃん=”稚児(ちご)“のように見えるところから『稚児百合(ちごゆり)』。
実際はユリの仲間ではなく、分類学的にはイヌサフラン科。以前はユリ科だったが遺伝学の知見を踏まえてイヌサフラン科に分離・編入されたとのこと。…イヌサフランをよく知らない…
春の山登りで落葉樹林の中を歩いていると、登山道脇で葉っぱの陰に隠れてチゴユリが咲いているのを見つける。
普通にしゃがんで少し上からレンズを向けても俯く花の顔がよくわからないので、谷側に体を置き直し地面に這いつくばって下から見上げる小人の眼になったつもりで写真に収めてみた。
花言葉:恥ずかしがり屋/私の小さな手をいつも握って
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